中国万科集団:Intersect by LEXUSでのプレゼンテーション
東京の桜が満開をむかえた4月初旬、中国の万科集団創業者王石会長が率いる中国人の起業家たちが、日本のトップエグゼクティブとの外交のため来日しました。
FUMIKODAのクリエイティブディレクター幸田フミも、メイド・イン・ジャパンのプロダクトをプロデュースするクリエイターのひとりとして、中国からの来賓の皆さまにご挨拶させていただく機会に恵まれました。
万科集団の王石会長、幸田フミ
万科集団は年商十兆円を超える世界最大規模のデベロッパーで、創業者である王石会長は一代でその地位を不動のものにされた方です。中国と諸外国との平和を願い、互いのビジネスの発展を喜び合えるような関係を築いていくために、奥様で女優の田朴珺さんとともに世界中をめぐりながら各国のトップリーダーたちと交流を重ねていらっしゃいます。
今回は45名の起業家の皆さまと共に7日間の旅程で来日され、日本を代表する企業を訪問されました。
日本のテクノロジーと伝統工芸を活用した「FUMIKODA」
中国からの来賓の皆さまに「FUMIKODA」を紹介させていただいたのは、表参道のIntersect by LEXUSで開催された日本を代表する新進クリエイターによる「Future of Japanese Creativity」というセッションでした。
日本のクリエイティブの独自性と、これからの可能性を中国のリーダー達に知っていただき、両国の未来のために民間レベルで良き関係を築いていくことを目的としたミートアップ・イベントです。
幸田フミとともに登壇したクリエイターは、アーティストの名和晃平さん、ファッションブランド「TAE ASHIDA」のデザイナー芦田多恵さん、エンターテイメント「ULTRA」のプロデューサー小橋賢児さん、人工流星研究家の岡島玲奈さん、ファッションブランド「SOMALTA」のデザイナー廣川玉枝さん、建築家の谷尻誠さん。
いずれもグローバルに名を馳せていらっしゃるクリエイターで、各人のプレゼンテーションからはこの先中国での活動をさらに活性化させようという意気込みが感じられました。
FUMIKODAが創業以来ブランドとしてこだわっているのは、「Technology(日本独自の技術)」、「Design(機能美)」、そして「Sustainability(環境への配慮)」の3つです。それぞれのポイントについて次のようにご紹介しました。
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Technology(日本独自の技術)
FUMIKODAが採用している日本製の人工皮革は、耐久性が高いだけでなく、軽くて水に強く、メンテナンスしやすいのが特長です。また、焼却しても環境破壊につながるような有害な物質を排出しません。
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Design(機能美)
FUMIKODAのバッグはエグゼクティブ女性が持つのに相応しいエレガントな外観であることはもちろん、肩にかけて持ち歩きやすかったり、ノートパソコンや書類を整理しやすい構造だったり、床においても自立するように設計していたりと、機能面にも優れています。
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Sustainability(環境への配慮)
アニマルフリー、プラスチックフリーの素材を使用しています。また、アクセサリーパーツには日本古来の伝統工芸品や、日本の技術ならではの製品を積極的に採用しています。富山県の高岡銅器や福井県鯖江のコットンセルロース、広島県のガラスビーズなどをご紹介しました。
ご一行の日本滞在最終日には赤坂で晩餐会が開催され、在日中国大使や中田英寿さんなどの著名人もブラックタイで参列する華やかな交流の場となりました。
(右から)幸田フミ、晩餐会で日本酒を提供された中田英寿さん、
交流会キュレーターの河邊徹也さん、
アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)ディレクターの斯波雅子さん
(右から)斯波雅子さん、王石会長の奥様で女優の田朴珺さん、幸田フミ
日本のテクノロジーと伝統工芸を活用した、機能性とデザイン性を兼ね備えたメイド・イン・ジャパンの女性用ビジネスバッグは、中国からお越しいただいたビジネスプロフェッショナルの皆さまからも高い評価をいただくことができました。
この先FUMIKODAがグローバルに展開していく上で、今回来日された皆さまが良きパートナーとなってくださることを期待しています。