「また参加したい!」児童養護施設の女児達が目を輝かせて挑んだITキャンプレポート
児童養護施設の女児たちが、未来の選択肢を少しでも増やせますように 。
FUMIKODAがそんな思いで企画したチャリティーオークション「SMART WOMAN BACKUP PROGRAM」が、2017年9月に丸の内ハウスで開催されました。
こんにちは、FUMIKODAの白井愛奈です。
児童養護施設の女児は、18歳で退所したあとなかなか良い条件の職に就けなかったり、生活のためにやむなく風俗で働くことを選択して、若くして望まない妊娠・出産をするケースがあったりします。このような問題を少しでも解決できるようにと、FUMIKODAは「未来のIT女子を育てよう」をコンセプトにチャリティーオークション「SMART WOMAN BACKUP PROGRAM」を実施しました。このプロジェクトで、皆さんから多くの寄付活動をいただき今回、念願だったITキャンプに女児たちを参加させることが実現できました。
この春、プログラミングスクール「Life is Tech」が主催するITキャンプが大学のキャンパスで開催され、女子11名を含む計13名の児童養護施設の児童達が、ITスキルを身につけるべくキャンプに参加しました。
東京・大阪の大学キャンパスで5日間にわたる集中講義を受講し、Android用ゲームやLINEスタンプ、オリジナル画像などの作品を完成させ、無事に最終発表会と認定式を終えることができました。
参加した子供達は皆、目をキラキラさせながら自分たちの作品を発表していました。
「夢は叶う」
参加していた女生徒が作品に書いていた言葉です。
この言葉や、生徒達の表情を見たときに、どれだけこのプロジェクトが彼女達にとって大きな経験になったかを感じることができました。
また機会があったら参加したいと皆、口を揃えて言っており、子供達の今後の成長が楽しみに思えました。
このような大きなプロジェクトを実施出来たことを嬉しく思うと共に、支援いただいた皆さまに感謝申し上げます。
FUMIKODAは今後も児童たちの支援に繋がるイベントを企画して参りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
※写真と今回参加した児童養護施設の女児とは一切関係はありません。
【関連リンク】
- チャリティオークション「SMART WOMAN BACKUP PROGRAM 〜未来のIT女子を育てよう〜」 レポート
- 貧困や虐待に置かれた子どもたちが本当に必要としているものは何か?:松尾知枝インタビュー