「私たちは、なぜこのバッグをつくるのか」〜10周年を前に、FUMIKODAがたどり着いた言葉

10周年を迎えようとしているFUMIKODA。
大切な節目を前に、チームFUMIKODA全員が半日をかけてある問いに向き合いました。

「私たちはなぜ、このバッグをつくっているのか。」

日々の業務の中では、なかなか立ち止まれない問いです。しかし、ブランドが次の10年へ進むために、今こそ言葉にしなければなりません。
生産、販売、販促チームが集まって、ワークショップを開催しました。

ファシリテーターは、FUMIKODAを愛するひとりの女性

この日、場を導いたのは及川美紀さんです。前ポーラ代表取締役社長として、日本を代表するブランドの再構築をパワフルにリードしてきた経営者でFUMIKODA SALONでも数回にわたってご登壇いただきました。

及川さんは、長年「ARIANNA」をはじめとするFUMIKODAのバッグを愛用し続けるファンのひとりです。そして、ブランドを愛する人たちが自然と集い、自ら立ち上げたファンクラブ「FUMIBLUE」の事務局長でもあります。今回のワークショップはそんな及川さんのあたたかいお申し出によって実現しました。

ブランドへの深い愛着と、経営者としての確かな視点。その両方を持つ及川さんだからこそ、スタッフたちの言葉の奥にある本質を鮮やかに引き出していただくことができました。

付箋に書かれた、100の言葉

付箋とペンを手に、チームの一人ひとりが書き出しました。

「FUMIKODAのここが好き。ここに価値がある。」

立場も部門も異なるメンバーから、100個ほどの言葉が集まりました。それをグルーピングしていくと、共通するいくつかの核が浮かび上がってきました。

  • 創業者の意志
    「理想のバッグがないから、自分でつくった」。クリエイティブディレクター幸田フミのその原点こそが、FUMIKODAというブランドの出発点であり、すべての根拠です。
  • 日本の職人技と持ちやすさ
    軽さ、使いやすさ、長く使えること。スタッフの言葉には、ものをつくる職人たちへの自然なリスペクトが溢れていました。
  • 素材への妥協しないこだわり
    人工皮革から海洋リサイクル新素材へ。創業以来一貫して問い続けてきた「より良い素材とは何か」という姿勢が、FUMIKODAのものづくりの背骨です。
  • お客様との、特別なつながり
    そして最後に、誰もが口にしたのがこの言葉でした。単なるブランドと顧客という関係を超えた、FUMIKODAにしか生まれ得ないつながりです。

その言葉を証明するように、FUMIBLUEの理事メンバーが集まってくれました

言葉が語られるその場に、FUMIBLUEの理事の皆さまがお忙しい中を縫って駆けつけてくださいました。
FUMIBLUE代表理事長の小木曽麻里さんと、副理事長でFUMIKODAの「リユースプロジェクト」を提案してくださった原田和佳子さん。スタッフの言葉に真剣に耳を傾け、ともに考え、ともに笑う。その温かな姿に、チーム一同、胸が熱くなりました。

FUMIBLUEは、FUMIKODAのコンセプトに共感してくださった方々が、自らの意志で立ち上げてくださったファンクラブです。その存在は、私たちにとって何よりの励みであり、これからも大切にしていきたいつながりです。
ご参加いただいた理事の皆さまに、心より感謝申し上げます。

次の10年へ。FUMIKODAが届けたい人

「これからFUMIKODAをお使いいただきたいお客様はどんな人か?」

そのテーマには、一つの言葉が収束しました。

「頑張っている人、チャレンジしている人を応援したい。」

仕事に誠実に向き合う方。環境問題や文化など、社会のことを自分ごととして考える方。そして、自分らしく生きることを諦めないすべての方へ。

最後のテーマ「5年後のFUMIKODAはどうなっているか」では、夢が語られ、会場は笑顔に包まれました。

FUMIKODAは、関わるすべての人の想いでできています。
作り手の誠実さ、素材への敬意、そしてブランドを愛してくれる人たちの存在——そのすべてが重なって、ひとつのバッグが生まれます。

10周年を前に、私たちはあらためて誓います。
お客様に「持っていてよかった」と感じていただけるものを、これからも誠実につくり続けてまいります。

FUMIKODAのコンセプトはこちらです。