CONCEPT

地球にも動物にも人にもやさしく。

使っていて心地よい機能的なアイテムをとおして

すべての人の働くシーンにウェルビーイングをお届けする。

それがFUMIKODAのミッションです。

機能とデザイン

探しても出会えなかった機能とデザイン

FUMIKODAは、クリエイティブディレクターの幸田フミが、「パソコンや書類を入れて持ち歩く際に、快適なビジネスバッグを作りたい」という想いから誕生したブランドです。あらゆるシーンで自分らしくあるために、本当に欲しい機能とデザインにこだわりました。

スマートに働く

できるだけ軽くて、雨の日も気にせずに持ち歩くことができる。A4書類はもちろんノートパソコンもしっかり収納できて、肩にかけられる。会議の時、必要なアイテムをスムーズに出し入れができて、床に置いても自立する。ビジネスのあらゆるシーンで頼りになる、FUMIKODAはそんなバッグをプロデュースしています。

デザインもひとつの「機能」

大切な人とのお食事や取引先へのご挨拶、仕事帰りに立ち寄るレセプションなど、どんなシーンにもマッチするデザインであることは、ビジネスバッグの重要な機能のひとつです。あらゆる場面でスマートに、コンフォタブルに、自信をもってふるまえるための機能を追求しています。

耐久性と耐水性について

FUMIKODAが商品に採用しているのは、高級車の内装にも使用されている日本製の高耐久のヴィーガンレザーです。使用の仕方によって早く劣化してしまうことも否定できませんが、通常の革や合成皮革よりも丈夫で、5年から10年の間使用できることはメーカーのテストによって検証されています。
また、バッグに使用している人工皮革は耐水性も高いため、安心してお使いいただけます。
※竹・貝殻・りんごを素材に使用したヴィーガンレザーのアイテムも同様の耐久性と耐水性を備えています。

日本のものづくり

世界に誇れる日本の手しごと

日本には、数百年前から受け継がれてきた様々な伝統工芸や職人の技があります。FUMIKODAは、素材、パーツ、縫製のすべてが「メイド・イン・ジャパン」。日本の美意識や伝統技術を活かしたものづくりを行っています。毎日使うものだからこそ、一つとして同じものはない、職人が手掛けたオンリーワンの伝統工芸品を身にまとってお楽しみください。

400年の歴史が生み出す高岡銅器の神秘的なブルー

FUMIKODAのコレクションの中でも人気の高岡銅器シリーズ。かつては大仏や寺院の鐘、仏具の塗装に使われていた日本独自の技術を、バッグのアクセサリーパーツに使用しています。神秘的なターコイズブルーは、富山県の伝統工芸士 折井宏司氏によって生み出されました。
銅の色付けには、大根、糠、米酢、梅干、日本酒など天然の素材も使われており、化学反応により腐食や錆を起こすことで色を表現しています。

世界が注目する眼鏡職人の街「鯖江」

世界的なファッションブランドの眼鏡フレームの多くが、福井県鯖江市で加工されたコットンセルロースを使用しています。
コットンセルロースは綿花(コットン)と高純度パルプから作られた植物繊維です。一見べっ甲のように見えますが、植物を主原料に製造されたアニマルフリーのパーツです。
鯖江の眼鏡工房で職人の手によってひとつずつ磨かれてたパーツは、水に濡れたような艶と透き通るような透明感を生み出します。

SDGsへの取り組み

FUMIKODAのSDGs

地球上の誰一人として取り残さないことを誓って制定された、持続可能な開発目標「SDGs」。
日本で生まれた小さなブランドFUMIKODAも、創業時から変わらず、地球や動物、そして人々が持続可能な社会で心地よく暮らせることを願いながら、ものづくりを続けています。

素材へのこだわり

FUMIKODAで使用している素材は、一般的な合成皮革とは異なります。高級車の内装として採用されている国産の高機能なヴィーガンレザーにオリジナル加工を施し、エレガントな質感と劣化しづらい耐久性を両立しました。
また、生地におけるバイオマス(※)割合を高めた素材の活用も進めています。
※バイオマスとは「動植物から生まれた、再利用可能な有機性の資源」

バイオマスヴィーガンレザーを使ったアイテム

リユースプロジェクト

まだまだ使えるモノを次の世代へ。不要になったFUMIKODAのバッグをお客様から寄付していただき、希望する学生に役立ててもらう「おさがり」プロジェクトを実施しています。

アップサイクルコレクション

資源を無駄なく有効利用したい。職人と知恵を出し合い、バッグを生産した際に余ってしまった生地のハギレをうまくアップサイクルした機能的なアイテムを製作しました。ギフトとして、またはバッグのワンポイントアクセサリーとしてお使いいただける小物をプロデュースしています。

リサイクルプロジェクト

資源を再利用することで地球環境を守りたい。そんな思いでFUMIKODAはリサイクル素材を使用したTシャツをプロデュースしています。本製品は、画期的なリサイクル技術で「回収→再資源化→製品化」を実現し世界中から注目を集めているJEPLANのBRINGとのコレボレーションで実現しました。

児童養護施設支援プロジェクト

全国に約600施設、3万人近くの子どもたちが入所する児童養護施設。18歳を迎えた彼らは施設を出たあと、実家や親戚などの頼る場所がなく、虐待などの心の傷を抱えたまま一人、社会での自立を迫られます。FUMIKODAは売上の一部を、児童養護施設の子どもたちの就労に繋がるIT教育支援のために充てています。

障がい者雇用支援

知的障がい者が産まれる確率は、2~3%と言われています。誰もが自立して活躍できる社会を実現するために、障がい者の就労を支援して少しでも多くの雇用を増やす仕組みづくりが求められています。
FUMIKODAでは、障がい者支援施設の皆様にご協力いただき、アップサイクル生地を使ったものづくりに取り組んでいます。

梱包資材削減

FUMIKOⅮAでは、森林を守り、ゴミを増やさないための対策としてペーパーレス化、緩衝材の削減などに努めており、使わざるを得ない紙資源については出来る限り再生紙を利用するように努めています。

困窮家庭支援

厚生労働省の調査によると、「こどもの貧困率」は13.5%。7人に1人の子どもが貧困状態にあるといわれています。
FUMIKODAでは、生活が困難な状況にある子どもたちの支援活動に取り組む「NPO法人キッズドア」と協力して、困窮家庭の子どもやシングルマザーを支援しています。

ダイバーシティデザイン

人種、性別、年齢、職業、体形などに囚われず、すべての人がどんな時でも自分らしく、心地よくいられることを目指したアイテムを開発しています。

クリエイティブディレクター 幸田フミの想い

クリエイティブディレクター
幸田フミの想い

重いバッグにパソコンや書類を入れて持ち歩かなければならないことに疑問を感じませんか?
仕事で使いやすい軽くてデザインが素敵なバッグを求め続けてきましたがなかなか巡り会えず、多くの友人も「ビジネスシーンで使えるバッグがない」という同じ悩みを抱えていることがわかりました。

探しても出会えなかったバッグを自ら生み出したいと考え、ものづくりの世界に一歩踏み入れたとき、動物の皮を鞣(なめ)す際に地球環境に負荷がかかっていること、そして日本の優れた技術によって生み出された「人工皮革」という高品質なヴィーガンレザーがあることを知りました。

人工皮革は一般的な合成皮革と異なり、軽さ、耐久性が優れていて、質感も本革と比較しても遜色ないにもかかわらず、高価であること、縫製が難しいことなどからバッグにはほとんど使用されていません。

そこで、理想のバッグを作ってもらえる職人探しを始めましたが、日本の職人は世界に誇る技術を持っていながら、廃業が増え、職人文化が存続の危機にあることを知りました。

機能とファッションを両立させ、働く女性が自分に誇りを持てるようにしたい。できるだけ地球環境を負荷をかけないものづくりを目指したい。そして、日本の伝統技術を活用することで職人文化を応援したい。
そんな想いが次第に強まり、2016年に「FUMIKODA」を立ち上げました。

持っていて心地よい「ライフスタイルの新しい選択肢」として、FUMIKODAをお使いいただけると嬉しいです。

クリエイティブディレクター
幸田 フミ

PROFILE

Parsons The New School of Design卒業。ニューヨークのファッションマーケティング会社にウェブデザイナーとして勤務し、大手ブランドのサイト制作やファッション系ポータルサイトの運営などを手がけた。

帰国後2003年にウェブデザイン会社、株式会社ブープランを創業。多岐にわたる業界のウェブサイト制作をはじめ、プロモーションの企画やソーシャルメディア活用の提案など、企業のウェブマーケティング全般に携わっている。

2010年より「手帳なんていらない ソーシャルネットワーク時代の情報整理術」(かんき出版)などIT関連の書籍を上梓。読売新聞「大手小町」等で記事を連載中。近著「はじめてのIoTプロジェクトの教科書」(クロスメディアパブリッシング)。また、2011年の東日本大震災を機に有志とともに特定非営利活動法人BLUE FOR JAPANを設立。NPOの理事を務めながら、全国の児童養護施設の児童を支援している。

2016年に株式会社FUMIKODAを設立。サステナビリティにこだわったメイド・イン・ジャパンのブランド「FUMIKODA」のクリエイティブ・ディレクターに就任。創業時からSDGsに取り組みながら、機能とデザインを両立させたプロダクトをプロデュースしている。

FUMITALK