FUMIKODA SALON in 京都鴨川レポート

こんにちは、FUMIKODAショップのアドバイザー、大木です。

5月の新色が芽吹くころ、FUMIKODAは関西初のサロンを京都で開催いたしました。


御所の東、大文字山を正面に望む鴨川のほとりで、京都の伝統と未来を担う沢山の方にお越しいただき、京都ならではのイベントを開催できたことをとても光栄に感じております。

日本の美意識の殿堂・京都

FUMIKODAのコンセプトは、「誰もが快適で心地よく。どんな時も自分らしく。」
地球にも、動物にも、ひとにも優しいことを掲げて、ものづくりをしてきました。
そしてもう一つ、FUMIKODAが大切にしていることがあります。

「日本の美意識」

日本で生まれたブランドであるFUMIKODAにとって、それはアイデンティティーの拠り所となるものです。
日本の伝統技術を活かし、素材・縫製・パーツの全てを「メイド・イン・ジャパン」として、「もったいない」に代表される日本の美しい精神を体現するアイテムを世に送り出してきました。
強い美意識に裏打ちされたアイテムは、あらゆる場面でスマートに、コンフォタブルに、自信をもってふるまえるとして、多くの方に共感をいただいております。


そして京都という街は、千年の間日本の文化の中心として、求心力を発揮してきた地です。数多くの伝統工芸品や、茶道、華道、香道、古典芸能など、今もなお日本の伝統文化を発信する拠点として世界を魅了し続けています。

ある意味憧れもあって、FUMIKODAは京都でイベントを開催したいとずっと考えておりました。
日本の美意識の殿堂ともいえる京都の空気を感じながらブランドをご紹介した今回のサロンは、FUMIKODAにとってとても意義深いものとなったと思います。

鴨川ほとりのギャラリー「kojin kyoto」

会場となったのは、京都市民の憩いの場である鴨川のほとりにあるギャラリーです。
名称の由来となった「荒神口」は京都と近江、すなわち滋賀をつなぐ街道の起点。近江といえば、弥生時代から渡来人が入植し、多くの文物を京都や奈良にもたらした、日本の歴史を語るうえで最も重要な土地の一つです。


現代に目を移せば、川向うには京都大学の関連施設が立ち並んで学生の街としての京都の一面を見ることができ、川をわたるように設置された亀形の飛び石は、上流にある鴨川デルタの亀石と並び京都の子供たちの遊び場となっています。

ギャラリー「kojin kyoto」は、そのような立地で、かつて京大生の溜まり場として有名だった喫茶「リバーバンク」跡地に、現代のアーティストたちの作品を紹介し、交流する場として作られました。


開放的でモダンなガラス張りのフロアからは、手前に鴨川やそこにかかる荒神橋、亀石を眺めることができ、対岸の京都大学の近代的な建築群の向こうには、正面に大文字山、左手に延暦寺を擁する比叡山、さらに南に続く東山の稜線を一望できます。

京都の歴史や自然と繋がることのできる、現代的なギャラリー「kojin kyoto」。日本の美意識を大切にし、現代の暮らしを提案するFUMIKODAをご紹介するのに、これ以上ない空間と言えるでしょう。

京都ならではのお客様たち

今回のイベントでは、京都で活躍されている様々な方をご招待させていただきました。
全国でも知らない人のいない老舗旅館の女将や、1000年の歴史を持つ大店の経営者の方、葵祭や時代祭りに使われる装束の調進所、京都を代表する和菓子屋さんなど、後から考えると少々気後れするような方々や、祇園の芸妓さん、呉服屋さん、染物屋さんといった京都ならではの方々もお見えになり、京都という街の奥深さを感じました。


そして、中にはお着物でご来場される方も。日本の伝統美をはんなりと着こなされる姿はとても素敵で、会場が一段と華やかに彩られました。

長い時間をかけて洗練を極めた京都の方々の審美眼に、FUMIKODAはどう映ったのでしょうか。
伝統に敬意を払いながら未来に向けてものづくりをするFUMIKODAの姿勢に多くの方から嬉しい言葉をいただく中で、よりブランドとして成長し、日本の良いものを発信していきたいとの想いを強くいたしました。

 


とよた真帆さん × 幸田フミ トークイベント

会場には女優のとよた真帆さんが駆けつけてくださり、FUMIKODAクリエイティブディレクター 幸田フミとのトークショーが繰り広げられました。


幸田と真帆さんは「マホちゃん」「フミちゃん」と呼び合う間柄。トークの話題は、真帆さんとFUMIKODAとの出会いから、お気に入りのバッグ、京都とのご縁に、女優さん仲間のお話など多岐にわたり、真帆さんの気さくなお人柄に会場はすっかり魅了されたようです。

真帆さんとFUMIKODAとのご縁は、2016年のFUMIKODA創業時にまで遡ります。南青山のセレクトショップで開催したFUMIKODA初のポップアップに、知人のご紹介で来てくださったのです。

「すごく感動しました。FUMIKODAの哲学とかコンセプトとか、本当に素晴らしくて。」

今でこそSDGsは誰もが知る言葉となっていますが、当時はまだそういった概念は人々の間に浸透しておらず、FUMIKODAのものづくりはとてもチャレンジングなものでした。
一歩を踏み出したばかりの小さな企業にとって、活躍中の女優さんである真帆さんの強い共感は大変勇気づけられるものでした。

それ以来、真帆さんにはFUMIKODAアイテムをご愛用いただき、芸能人仲間の方々にブランドをご紹介くださるなど、FUMIKODAを応援してくださっています。
プライベートでもいくつものバッグを持ってくださっており、会場でも私物のバッグを披露してくださいました。

真帆さんにご愛用いただいているFUMIKODAアイテムの一部をご紹介いたします。

1.MALLA

真帆さんのインスタグラムにも度々登場する、斜め掛けが可能なミドルサイズのバッグで、今回もこちらを携えてトークショーに臨まれました。お気に入りが伝わってまいります。
※チェーンストラップ付ショルダーバッグ「MALLA」は、現在リニューアルを検討しており、一時的に生産を停止しております。ご購入をご検討の方には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ラインナップに再登場するのを楽しみにお待ちいただければ幸いです。

2.HANNA

FUMIKODAのバッグ「ARIANNA」「ARIANNA Ⅱ」「TALA」「MALLA」の4種のバッグに共通して使われるフラップカバー。取り外しが出来て、着せ替えが楽しめます。バリエーションが豊富で真帆さんも何点か取り揃えていらっしゃいます。

3.GINA Ⅱ

真帆さんの記念すべき初FUMIKODAは、こちらのシックなトリコロールカラーのトートバッグ。他のカラーもご愛用いただいており、お着物に合わせることも多いそうです。着物をお召しになった時、意外と荷物が増えてしまい困ることってありますよね。エレガントで大きなマチのGINA Ⅱなら、そんな悩みも解決してくれそうです。

4.ALEX

水や汚れに強いFUMIKODAのヴィーガンレザーは、ホワイトカラーでその真価を発揮します。何かと荷物が多くなりがちな女優さんのお仕事バッグとして名乗りを上げたのは、トートバッグ「ALEX」のLサイズ。
真帆さんご自身がご愛用の他、ご紹介いただいた多くの女優さんが気に入ってくださり「女優バッグ」と呼ばれるほどです。ストラップをレッドとネイビーの2色使いにして、バッグ本体の白と合わせて「トリコロール」にするスタイルも人気です。


真帆さんにとって、京都は3歳くらいの頃からなじみ深い土地だったそうです。
17歳でモデルデビューされてからは着物の撮影で、女優になられてからは太秦(うずまさ)で映画を撮られたり。ご結婚されてからは、ご主人で映画監督の青山真治さんが京都造形大学の先生になられたということもあり、京都でウィークリーマンションを借りられたこともあるそうです。
20代の頃にはJR東海のテレ朝系番組「京都が好き」でナレーションを務められ、隠れた京都通でいらっしゃることも明かされました。

また、絵心のある真帆さんは2010年に「とよた真帆の世界 手描き京友禅と絵画展」を開催され、ご自身で描かれた京友禅の着物を発表されました。

現在は、千年の歴史を持つ京うちわの老舗「小丸屋住井」とコラボされ、真帆さんデザインの「アマビエ京丸うちわ」が販売されております。

京都では夏の挨拶に芸妓さんや舞妓さんがお得意先へ名入りのうちわを配る風習があり、店先に綺麗に飾られる芸舞妓の名前の入ったうちわは京都を代表する風景の一つです。小丸屋住井は、京都に5つある花街で使用されるうちわを一手に引き受けています。

なお、とよた真帆さんのご主人でいらっしゃる映画監督の青山真治さんが、2022年3月21日に永眠されました。ここに謹んでお悔やみ申し上げると共に、公私ともにパートナーでおられたとよた真帆さんのご心中はいかばかりかとお察し申し上げます。

女優として前を向き、笑顔を見せてくださったとよた真帆さんに、心よりの感謝をお伝えしたいと思います。

▼とよた真帆さんのInstagramはこちら
https://www.instagram.com/maho_toyota/

前田豊三郎商店のビオワインと、Paticoのベジタブルクッキー

こだわりのシャンパーニュを楽しみながら、アイテムをご覧いただき、交流を深めていただくのがFUMIKODA SALONのスタイルです。
今回は京都の企業にご協力いただき、「前田豊三郎商店」のビオワインと「Patico」のベジタブルクッキーを皆様にお楽しみいただきました。


前田豊三郎商店で扱うのは、ビオワインと厳選した國酒。ビオワインとは、できるだけ自然な製法を使って作られたワインです。
オーガニックのぶどうを使うのは当たり前、その他の行程にも様々なルールがありそれを満たすのはとても大変なのだそうです。

ウェルカムドリンクとして、シャンパーニュ「Moyat Jaury Guilbaud」を前田豊三郎商店のソムリエがサーブしてくださいました。

またPaticoは、無農薬・減農薬で栽培された野菜をつかうなど、素材や技法、製法にこだわって、美味しさを追及されています。
今回シャンパーニュのお供として提供されたクッキーは「ベジボックス」。
1週間に50箱しか製造されない貴重なお菓子は、白砂糖不使用ながら素材の持つ優しい甘さがワインと好相性として、ご来場のお客様にお楽しみいただきました。

☆☆☆

沢山のお客様にご来場いただき、大変な盛会となったFUMIKODA SALON in 京都鴨川。歴史ある街で、まだまだ駆け出しのブランドであるFUMIKODAを温かく迎え入れていただきましたことに、改めて感謝申し上げます。

京都を代表する大店や老舗の経営者の方もいらっしゃる中でブランドをご紹介出来ましたことは、とても晴れがましく、今後の道標になっていく会だったと思います。

今後も、快適さや心地よさに通底する「美しさ」を忘れずに、先輩企業の背中を追いかけてまいりたいと思いますので、末永く見守っていただければ幸いです。

また今回のFUMIKODA SALONを開催するにあたり、特別協賛として一般社団法人 日本ノハム協会にご協力いただきました。
ノハムとは「no harm(無害)」。誰も傷つかない未来を目指して、SDGs の取り組みを実施している組織とパートナーシップを築き、多くの企業や個人が SDGs を知るきっかけとなるよう、様々な普及活動を行っておられます。

ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。