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バーチャルなら試し放題! 銀座にできた魔法の鏡が教えてくれる「今のわたし」に似合うメイク

有楽町駅を降りて東京交通会館の近く、各線銀座駅からもアクセス抜群の銀座インズ1に2017年6月にオープンしたビューティーセレクトショップ 「フルーツギャザリング」。エキナカで展開しているエキュートや、ららぽーとなどのモール、百貨店といったショッピングスポットを中心に展開しているフルーツギャザリングは、さまざまなメイクブランドを自由に選んで試すことができてとっても便利です。 銀座店には他の店舗にはない、ちょっとした仕掛けがあるようですよ。それはズバリ、「魔法の鏡」を使った体験型バーチャルメイクスタジオがあること。メイク×バーチャルで、私たちの化粧品ショッピングはどう変わるのでしょうか? お伺いして試してきました。 魔法の鏡があるのは、自然光が差し込む店内の明るい一角です。   手際のいいスタッフに誘われ、椅子に座ってパシャっと写真を撮ると、顔の各パーツがトラッキングされています。実はこの鏡、AR(拡張現実)技術と顔認識技術を組み合わせることで、リアルなバーチャルメイクを実現しているんです。 あとは鏡の中で思う存分、自由なメイクタイムの始まりです。アイシャドウ、チーク、リップはもちろん、ファンデーションやハイライトまで思いのまま。ブランドやアイテムをミックスして、さまざまなアイテムをさくさく試すことができます。カラーごとの繊細なニュアンスも反映されるので、ご安心を。 たった数秒で色が変えられるから、登録されているラインナップの端から端まで一通りのアイテムを試すのもお手のもの。こんな色、わたしには似合わないはず…と思っていた色にこそチャレンジしてみてください。食わず嫌いならぬ、つけず嫌いを克服するチャンス。運命の出会いを果たせるかもしれません。 鏡の中でメイクが完了したら、その場で使ったアイテムの一覧と一緒にプリントアウト。それを持って店内地図と一緒にメイクアイテムの大海原へ繰り出せば、宝探し気分が味わえます。さらにバーチャルメイクで選んだアイテムを使って、店内のメイクスペース「BEAUTY STAND」でポイントメイクを体験することもできます。 化粧品売り場に並んでいるのを見るだけでは、自分でなかなか手に取らない色のアイテムにちょっと緊張気味。 実際にメイクしてみると、どのアイテムも顔なじみがよく、使ってみることでより一層商品の良さを実感できます。 今回使用したのはこちらのアイテム。左から、リップのYSL ルージュ ヴォリュプテ シャイン 41、チークのTHREE エピック ミニ ダッシュ 05、アイシャドウのTHREE ウィスパー グロス フォーアイ 05。 今年のメイクは“濡れ感”が鍵。チークやアイシャドウもリキッドタイプが続々登場しています。今までリキッドタイプを使用したことのなかった人は、なかなか選ばなかった選択ではないでしょうか? そういったアイテムと出会うことができるのも体験型の魅力です。 最後にスタッフの重野さんに40〜50代の女性にオススメのメイクアイテムを教えてもらいました。 この写真を見て「こんな派手な色、使ったことない!」と思った方もいらっしゃるかもしれません。けれど、実際につけてみると意外としっくり馴染むことが分かります。それもそのはず、ここでおすすめしてもらったのは、どれも透明感や血色の良さを引き出してくれるアイテムです。質感やカラーバランスを使いこなして、美しさを引き出すメイクをしてみませんか? <アイテム紹介>  1.YSL ヴォリュプテ ティントインバーム 6 タッチミーレッド 、2. CLINIQUE チーク ポップ 15 パンジー ポップ、3.THREE アンジェリックコンプレクションプライマー 04 MINTY FROTH、4.アナスイ リップ&フェイスカラーG #G303 #G400 #G600、5.C.O. Bigelow Mentha Lip Tint No1641 マジェンタミント、6.RMK LIP JELLY GLOSS 03 ベビーブルー、7.ADDICTION チークポリッシュ04 Revenge 06 Tadzio、8.ADDICTION ザ アイシャドウ99 ミスユーモア 92 マリアージュ、9.ローラ メルシエ シマーブロック ピーチモザイク   毎日するメイクは生活の一部。気づけば◯年、ずっと同じアイテムで同じメイクをしている方もいらっしゃるかもしれません。でも、その間に流行はもちろん、あなたの顔にも変化が起こっているはず。今のあなたに一番似合うメイクを「魔法の鏡」で探してみませんか?   フルーツギャザリング 銀座インズ店 営業時間: (月~土) 10:30~21:00 (日・祝) 10:30~20:00 電話番号:03-6228-6251 所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座西3-1 先 銀座インズ1 1階プチプチマルシェ内 休業日:銀座インズ1の定休日に準ずる 取扱ブランド:RMK/アディクション/アナスイ/イヴ・サンローラン/uka/エルバビーバ/クリニーク/KOBAKO/SABON/シー・オー・ビゲロウ/SHISEIDO/シャネル/シュウ ウエムラ/ジュリーク/ジョンマスターオーガニック/ジルスチュアート/シンピュルテ/THREE/ダヴィネス/ネイルズインク/バイオプログラミング/ベアミネラル/ボビイ ブラウン/ポール&ジョー/メイクアップフォーエバー/ラ・カスタ/ランコム/ローラ メルシエ など約40 ブランド

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5本に1本は偽物? ワインオークション詐欺事件の“真犯人”は誰なのか?(見分け方アリ)

2012年3月8日、FBIの捜査官たちは家宅捜査先であるカリフォルニア州アルカディアの豪邸で、驚くべき光景を目にしました。床には足の踏み場もないほどに散らばった空のワインボトル、テーブルにはヴィンテージ風に加工されたラベル、元のラベルを剥がしやすくするためキッチンのシンクにも無数のワインボトルが沈められています。その家は、ワインビジネスで成功した男性の住む場所のはずでした。しかしドアの向こうにあったのは、主の妄執を具現化したかのような贋作ワインの製造工場だったのです。そして、この事件を取り巻くあらゆる事物が、「貼り替えられたラベル」であることが明らかになっていきます。 この出来事は現在Netflixで配信されているドキュメンタリー映画『すっぱいブドウ』で詳細が語られています。ストーリーの中心となる人物は、ルディ・クリニアワンと名乗る中国系インドネシア人。1976年生まれで当時20代だった彼は、2000年代前半からワインオークションに足繁く出入りし、日本円に換算すると1000万円近くのワインを次々と落札して業界やメディアの話題をさらいます。2006年頃からは自身が所蔵するワインをオークションで販売するようになり、1回のオークションで2470万ドル(約27億円)の売り上げを記録したこともありました。その若さと財力、社交性も相まって、アメリカ西海岸のワイン愛好家のコミュニティに溶け込み、敏腕のディーラーとしてメディアにも多く登場するようになったルディですが、彼が人気を集めた要因はもうひとつありました。それは彼のブラインドテイスティングの能力です。『すっぱいブドウ』でインタビューに応じたルディの知人たちは、特にロマネ・コンティに関するブラインドテイスティングを特に高く評価していました。 はがされたラベルと汚染されたワイン市場 2005年、ワイン収集家であるビル・コッチはトーマス・ジェファーソンが所蔵していたとされる1787年産のワインが偽物であったことに気がつきました。彼はこのワインを50万ドル(約5548万円)で落札しています。それを機に、彼は所蔵する2万本近くのワインすべての鑑定を専門家に依頼。その結果ルディから購入したワイン211本の真贋が疑わしいという結果が出たのでした。それによってコッチはルディを提訴します。また2008年にはルディがオークションにドメーヌ・ポンソのクロ・サン・ドニの1945年〜1971年を出品したところ、その時期にはクロ・サン・ドニを製造していないことを当主であるローラン・ポンソ自らが指摘し、取り下げを要求しました。FBIも違法に資金を調達した疑いでルディを追っていました。捜査が進むにつれて、ルディの正体も明らかになっていきます。彼の本名はゼン・ワン・ホアン。インドネシア系の難民で、アメリカに渡航した後に永住権を獲得しようとしたものの失敗し、名前と身分を偽って違法に滞在している人物でした。1998年に渡米した際に発行されたという学生ビザも偽造されたものです。また、華やかな表向きの顔とは裏腹に、彼が多額の借金を抱えていることが明らかになりました。ワインだけではなく、彼の存在そのものが偽物だったわけです。そして2012年3月8日。ルディは身柄を確保され、2013年にニューヨークの裁判所で有罪が確定。40年の求刑に対して10年の実刑判決を受け、現在も服役中です。ルディの犯罪の精度を上げたのは、彼の味覚と嗅覚でした。ルディは本物のヴィンテージワインの香りや味と似たフレーバーの安物のヴィンテージワインとカリフォルニアワインを調合して贋作ワインの中身を作り、レーザープリントとゴム印で作られた偽物のラベルにもヴィンテージ加工を施しています。後にラベルをボトルに貼り付ける糊の成分が当時使用されているものではないなど、偽物である根拠が明らかになりましたが、ポンソの件で製造年代のミスをしなければ、事件の発覚がかなり遅れたと言われています。 いまだ市場に出回る贋作ワインは1万本、ではどう見分けるか? しかし、いまだにいくつもの問題が残ります。この事件によって市場に出回った贋作ワインのうち、500本は回収されて廃棄処分になりました。しかし現在もなお市場に出回っているものは1万本以上と言われており、もはや追跡不可能な状態です。これほどの量の贋作を果たしてルディ一人で作ることができたのでしょうか? 背後には犯罪組織の存在も示唆されています。しかし、現時点で報道されている限り、彼以外の人々に捜査の手が及ぶことはありませんでした。そして、何よりもの問題はこの事件が氷山の一角に過ぎないということです。中国に富裕層が増えるに連れて、ワインの需要も増え、その「需要」に応えるかのように贋作ワインも市場に多く出回るようになっています。   見分け方 Wall Street Journalは贋作ワインの見分け方を次のように紹介しています。 ラベルに不自然な点はないだろうか。たとえば、いかにも年代物のような擦り跡がインクで印刷された形跡がある、ラベルがコピー用紙のような素材であるなど。ラベルがボトルにしっかりくっついているものも注意が必要だ。古いボトルにはラベルを貼るのに使った糊の筋が見えることが多い。 贋作ワインのコルクは、その古さがラベルの古さと一致していないことがある。 販売されているヴィンテージワインのボトルの大きさは、その銘柄に存在するサイズだろうか? 2005年以前のボルドーやブルゴーニュのワインには本物であることを証明するホログラムやQRコードが施されていないので特に注意が必要だ。また、贋作ワインに多い年号は1945年、1961年、1982年、1989年である。 アジア、特に中国が販売元のワインは、ラベルの文字を注意して見ること。目立たない1文字だけ変わっていないだろうか? eBayにも不衛生な環境で詰め替えられた偽物が多く出回っているので注意が必要だ。 不自然に安いヴィンテージワインには注意した方がいい。「たとえば閉店セールなど、理に適った理由以外で安いワインは贋作であると疑ってかかったほうがいい」とコメントする専門家もいる。 より身近な所でいえば、ヤフオクやメルカリなど、誰がどのようなルートで入手したかが分からない所では買わず、信頼できるインポーターが輸入したワインを保存管理状態が良いお店から購入するのが最も安全です。また、2017年1月に凸版印刷はワインのコルクが引き抜かれた形跡や不正な穴開けを検知できるICタグ「CorkTag(コルクタグ)」を発表。2018年度にワインメーカー約50社で採用することを目標にしています。 詐欺に遭った人の多くはワイン収集を趣味にする高所得者で、飲むためというよりは骨董品をコレクションするようにオークションでワインを落札していました。また、ルディが当時のメディアでもてはやされたことで盲目的に彼を信用した人も少なくなかったようです。詐欺に遭わないために、またワインを本当に楽しむために最も大切なことは、ブランド名や販売主の知名度からワインを求めるのではなく、自分自身が味わう「おいしい!」という感覚を信じることなのかもしれません。収監されたルディは、裁判でこのような言葉を残したといいます。「私はワインを愛しすぎたがゆえに、事件を起こしてしまった」と。彼の愛した「ワイン」とは、歴史が培ってきた文化を味わうことや、そのおいしさを人と分かち合う時間だったのでしょうか。それとも、高級品に付加された華やかさや名声、金銭的な利益だったのでしょうか。それはマスコミからの取材に対して彼が沈黙を守り続ける今は知るよしがありませんが、彼が出所した後、明らかになるかもしれません。Source: Bloomberg, Wall Street Journal, RBB Today, 『すっぱいブドウ』

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幻の日本ワイン「ドメーヌ・ミエ・イケノ」。池野美映さん自ら語る10年の軌跡

国産ブドウを使って国内で生産する「日本ワイン」の人気が高まり、世界最大規模のコンクールで初のプラチナ賞を受賞したり、海外の三ツ星レストランでも選ばれるようになり、世界でも高い評価を得ています。 八ヶ岳にある小規模なワイナリーのドメーヌ・ミエ・イケノは、売り出すとすぐに売り切れてしまう「幻のワイン」と言われ、今年4月にオープンした商業施設「GINZA SIX」の酒販店「IMADAYA GINZA」が、オープン記念にドメーヌ・ミエ・イケノのワイン約200本売り出した時も、即完売しました。 Mie Ikeno 2015 millésime Chardonnay, Pinot Noir, Merlot 出典:mieikeno.com   まずは土地探しから フランスで葡萄栽培、醸造学、微⽣物学、経営学などを学び、その後ブルゴーニュや南フランスなど各地の醸造所で経験を積んで帰国した美映さん。 心の中で大切に育ててきた”自分の手で育てたブドウでワインを造りたい”という思いを実現するため、長野や山梨を中心に土地を探します。 たどり着いた地は、耕作放棄地だった桑畑。絡まる桑の根を切りながらトラクターをかけ、野焼きをし土壌を整え、2007年に3,300本のブドウの苗木を植えました。支柱を立てるのだって、もちろん自分たちだけ。すべてが一から、すべてが手作りの畑。 ブドウの苗木も少しずつ育ち定着しはじめた2008年~2010年は、試験醸造の時代。 醸造場のある勝沼まで、毎日往復110キロ通い、一番邪魔にならない場所を借りて、隅っこの方で作業する日々。 ボトルにコルクを打ち込む打栓も1本1本手作業。「1000本ノックならぬ1000本打栓って感じでした(笑)ラベルも、もちろんオリジナルのデザインで手作業で貼っていました。」(美映さん) 出典:mieikeno.com   いよいよ醸造所の建設という時に 2011年、ブドウの樹も成長し、自分で製造できるだけの本数になったため、委託醸造からワイナリーの建設に踏み切った美映さん。時を同じくして、東日本大震災が起こりました。3月に地鎮祭をしたものの、その後臨界停電で電気が無くなり、労働力もすべて東北へ。人も、電気も、資材も無い中、何とか2~3か月遅れて建設が開始。それでも9月の収穫を目前にしても、まだあまり形にならず、絶望的な気持ちになったと当時を振り返ります。「醸造所はまだできていないのに、一方ブドウはヴェレゾン(ブドウの実が大きくなりどんどん色づくこと)を迎えてて。いつもはキレイだなって思ってるんですけど、この時だけはブドウが時限爆弾みたいに見えましたね。」(美映さん)9月の中旬に完成が見えてきて、いの一番にタンクの搬入を開始。最後は国税庁の認可。担当者が来る日は、まさかの大嵐!電車も途中で止まってしまい、駅まで迎えに行き無事OKをもらいました。「そんな2011年、まるでピアノ線の上を歩くような。そんな年でした。国税庁のOKを頂き、初めてここのワイナリー仕込みをした時は本当に嬉しくてしょうがなかったですね。」(美映さん) 出典:mieikeno.com   ピノ・ノワールとシャルドネに魅了されて 美映さんが、最初にピノ・ノワールを植えると言った時、同業者からは反対されたそうです。今でこそ日本各地でも植えられているピノは育てるのが難しい品種。周囲も親切心から「止めた方がいいよ」とアドバイスしたとのこと。「それでも私はブルゴーニュでピノとシャルドネに魅了されてしまい。”美味しいな”と琴線に触れるワインだったので。なので、どうしても自分でもピノとシャルドネをやりたいなと思ったんです。」(美映さん)   自分の中でベストだと思うことを積み重ねた10年 周りの心配をありがたく思いつつも、自分の信じる道を進んだ美映さん。「結果はどうなるかはホント神のみぞ知る、勝算がある訳でも無かったんですが、自分がいいと思う事は全てやりました。今このタイミングで何をしたらいいか、自分の考えの中でベストな事を毎日積み重ねた10年です。」(美映さん)帰り際、美映さんに挨拶をした時、「なんでこの土地を選んだのですか?」と尋ねたところ、笑顔でこんな返事が返ってきました。「だって、キレイじゃないですか景色が!この景色を見ながら仕事をしたら精神的にも良さそうだし、そんな気持ちがきっとワインの味にも出るんじゃないかと」八ヶ岳の美しい自然と、美映さんのピュアでやさしく、でも芯がしっかりとした強い思い。ドメーヌ・ミエ・イケノのワインのおいしさのヒミツはここにあるのかもしれません。 元記事:今日もワイン部 ドメーヌ・ミエ・イケノ【10周年記念 猫の葡萄会】レポート

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