ITスキル向上プロジェクト|児童養護施設に入所する子どもたちのIT教育・就労支援
FUMIKODAは児童養護施設に入所する子どもたちの就労を支援するために、2017年より「ITスキル向上プロジェクト」を実施していいます。
伝統工芸品やFUMIKODAのヴィーガンレザーを使用したネックレス、バングル、ピアス等アクセサリーラインの売上の一部を、児童養護施設の子どもたちがITキャンプやプログラミング教室に参加したり、PC等のデバイスを購入するための費用に充てさせていただいております。
FUMIKODAのクリエイティブディレクター 幸田フミが理事を務めるNPO法人「BLUE FOR JAPAN」は、東日本大震災以来、被災した福島をはじめ、全国の児童養護施設の子どもたちを支援してまいりました。今後も「ITスキル向上プロジェクト」を継続してまいります。
児童養護施設の現状
全国に約600施設、3万人近くの子どもたちが入所する児童養護施設。18歳を迎えた彼らは施設を出たあと、実家や親戚などの頼る場所がなく、虐待などの心の傷を抱えたまま社会での自立を迫られます。
就職後も社会や職場に馴染めずに退職し、そのまま無職になったり、住居を借りたくても保証人が見つからずホームレスにるケースが後をたちません。特に女子は、サポートがないまま望まない妊娠、出産を強いられ子育てできずに取り残されることもあります。
※写真:BLUE FOR JAPAN提供
IT教育を通じて得られる「スキル」と「自信」
クリエイティブディレクターの幸田フミは、10年以上に及ぶNPO法人「BLUE FOR JAPAN」での支援活動をとおして、子どもたちが18歳になるまでに就労に繋がる「スキル」と、社会で活躍するための「自信」を身に着けておく必要性を強く感じました。
子どもたちに、IT教育が受けられる機会を提供したい。社会人になる前に、プログラミングのスキルや、チームメンバーと共にプロジェクトに取り組み、達成感を味わくことで得られる自信を身につけておけば、社会で取り残される心配がなくなります。
しかし、ITスキルを身につけるには費用がかかります。そこでFUMIKODAは、児童養護施設の子どもたちが無償でITに触れられる機会を得られるるように、BLUE FOR JAPANとともにチャリティーオークションを開催いたしました。
1回目のチャリティーオークションの様子
2017年9月に開催した第1回目のチャリティーオークションでは、売上と寄付金をあわせて1,248,416円が集まり、計11人の児童がLife is Tech!主催のITキャンプに参加することができました。翌年開催した「チャリティーオークション2018」では、前年をはるかに上回り寄付金を集めることができました。
ITキャンプ参加者発表会の様子
チャリティオークションの開催をきっかけに、FUMIKODAは、日本の伝統工芸「高岡銅器」や、世界最高峰のガラスビーズを使用したアクセサリーラインの売上の一部を、NPO法人「BLUE FOR JAPAN」に寄付し、児童養護施設に入所する子どもたちの就労に繋がる「ITスキル向上プロジェクト」を継続的に実施しています。
FUMIKODAのアクセサリーをつけていただくことで、社会貢献の輪が拡がれば幸いです。
<寄付対象アイテム>
広島県福山市で生産されているガラスビーズを使用したアクセサリー
富山県高岡市の工芸品「高岡銅器」を使用したアクセサリー
日本の工芸品やFUMIKODAのヴィーガンレザーを使用したバングル
NPO法人「BLUE FOR JAPAN」について
NPO法人「BLUE FOR JAPAN」は、2011年、東日本大震災の被害に遭った方々を支援するために立ち上げた団体です。震災後、様々な経歴を持つ有志が被害に遭った方々を支援する目的で活動をスタートしました。
当初は「BLUE FOR TOHOKU」という名称で、東日本大震災及びその後の原発事故で苦しんでいる福島県の児童養護施設を支援する活動を開始。児童養護施設の要望を聞き、緊急性が高い物品を送る支援活動を中心に行っていました。
震災の被害が落ち着いた2012年からは、児童養護施設の子どもたちのための人的支援を中心に行っています。そしてその活動の幅を広げるべく、昨年「BLUE FOR JAPAN」に改名しました。
FUMIKODAのクリエイティブディレクター幸田フミも創立メンバーのひとりとして、理事に就任しています。
特定非営利活動法人ブルーフォージャパン(BLUE FOR JAPAN)
代表:土屋 多加史
創立:2011年4月(2017年4月組織名称変更)
公式ホームページ:http://blueforjapan.org