幸田フミがあらためて振り返る「働く女性のニーズ」。:FUMITALK

こんにちは、幸田フミです。


西武渋谷店が創業50周年を迎え、FUMIKODAの売場がより一層華やかな空気に包まれています

先日アニバーサリーイベントとしてモードプラスで開催されたトークショーに、イメージングディレクターの高橋みどりさんとともに登壇させていただきました。そして、お集まりいただいた働く女性の皆さまから受けた様々なご質問をとおして、たくさんのヒントをいただくことができました。


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Q. FUMIKODAのバッグをプロデュースする時に一番意識したのは何ですか?

リアリティです。

期待されている仕事に対して最高のパフォーマンスを発揮しなければならない時、私たちは身の回りのことにかまってはいられません。働く女性にとって必需品のバッグは、商談、会食、雨の中での移動と、どんなシーンに直面しても躊躇せず、堂々と持ち歩けるものでなければならないと思っています。

そんなお仕事女性のリアルなニーズに応えたいという思いでFUMIKODAのバッグをプロデュースしました。

Q. お財布の販売予定は無いのですか?

新型のお財布を販売する予定です。
2017SSコレクションで1型お財布を発表したあと、「もっと容量が欲しい」「小さめのバッグに入るサイズが欲しい」など、働く女性の皆さまから生の声をお聞かせいただきました。そのご意見をもとに数型のお財布を企画しているところです。


Q. 高橋みどりさんプロデュースのブランド「EnB」の気に入ったポイントは?

今回のトークショーでは、高橋みどりさんが働く女性のためにプロデュースされた「EnB」のトップスを着用させていただきました。

日本に進出した当時のバーニーズ・ニューヨークのPRを経て、エストネーションを立ち上げられた高橋さんは、ありとあらゆる女性のファッション・ニーズを知り尽くしていらっしゃる方です。
その高橋さんが考案された「EnB」のお洋服は、ベーシックなアイテムと合わせやすいだけでなく、ボウタイの結び方をアレンジして顔周りの表情を変えることができたり、ブラウスの襟を取り外してツーウェイで着用できたりと、1つのアイテムをシーンによって使い分けができるすぐれもの。働く女性のニーズにしっかり応えているブランドです。

ベーシックながら応用がきいて、どんなシーンでも使いやすい。というコンセプトはFUMIKODAと合い通じるものがあり共感しています。

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売場を通じて伝わるお客様の声ほど、製品開発のヒントになるものはありません。
イベントの回数を重ねるごとに、売場の販売員さんやバイヤーの皆さまとのチーム感が高まりつつあり、現場の貴重なご意見をうかがえることに日々ありがたさを感じています。

5月中旬にはまた西武渋谷店でイベントを開催させていただく予定です。その時にはお客様に直接お会いして、生の声をお聞かせいただけるかも。と、今から楽しみにしています。

FUMIKODA クリエイティブディレクター
幸田フミ