高岡銅器|富山県高岡の伝統工芸品を採用
高岡銅器とFUMIKODA
FUMIKODAのアクセサリーが、2024年の日米首脳会談でアメリカのバイデン大統領夫人へのギフトとして選ばれ、富山県の伝統工芸「高岡銅器」が注目を集めました。
FUMIKODAは創業以来、アクセサリーにとどまらず、高岡銅器の美しいターコイズブルーの工芸品をバッグにも採用しています。
400年の歴史が生み出す「Orii Blue」
富山県高岡市は400年以上にわたり、銅器製造の中心地として発展してきました。1611年、加賀藩主前田利長が高岡城築城の際に7人の鋳物師を呼び寄せたことが「高岡銅器」の始まりです。文具、仏具、香炉など、高岡銅器の様々な銅製品が生産され、日本中で愛されてきました。
「Orii Blue」は、高岡の伝統工芸士折井宏司氏によって開発された独自の色彩です。天然素材を用いた伝統的な着色技法を基に、2年の試行錯誤を経て生まれました。1mmに満たない薄さの金属にも色を付けられるこの技術は、化学反応による美しい青色が特徴です。その深みのある色合いは、製品に一つとして同じものがない、世界に一つだけの作品を生み出します。
伝統とファッションの融合
折井氏が率いるモメンタムファクトリー・Oriiは、伝統工芸の技術を最先端のファッションと組み合わせることで、新しい職人像を描き出しています。高岡銅器の歴史と技術を継承しながらも、現代のライフスタイルに合わせた革新的な製品を生み出す姿勢は、多くの注目を集めています。
FUMIKODAの高岡銅器コレクション