ブランドデビュー10周年を迎えて。:FUMITALK

秋の気配が深まる頃、FUMIKODAはブランド創設から10年という大きな節目を迎えることができました。
これもひとえに、FUMIKODAのバッグを日々の相棒として選んでくださった皆さま、そして私たちのものづくりと歩みを支えてくださった、すべての方々のおかげです。心より御礼申し上げます。

10年前の2016年9月30日、パリで開催された展示会「TRANOÏ(トラノイ)」で初めてFUMIKODAのバッグをお披露目したあの日から、私たちが一貫して見つめてきたのは、「女性が仕事というステージで、より輝けるように」という想いでした。

働く女性たちは、それぞれのステージで自らのミッションに向き合っています。寄せられる期待に応え、持てる力を存分に発揮し、その先で自己実現を果たしていく。そして仕事を通じて、自分が生きる意味を確かめていく。
FUMIKODAは、その喜びの瞬間にそっと寄り添うブランドでありたいと願い、10年の歳月を重ねてまいりました。

仕事に必要なものをすべて収められること。軽やかに肩にかけられること。雨の日でも躊躇なく仕事へ向かえること。そして、どれほど緊張する場面でも、凛とした佇まいで臨めること。
そのために品質に妥協せず、日本の職人の手によるものづくりにこだわってきました。
環境や人権に配慮した素材選びと生産工程も、FUMIKODAにとって欠かすことのできない信念です。

この10年で、社会は大きく変わりました。SDGsの考え方が広く浸透し、コロナ禍を経て、私たち一人ひとりの価値観も見つめ直されました。
ただ「消費する」のではなく、選ぶことに責任を持つ。そして、より自然体で仕事と向き合う。そうした意識が、多くの方にとって当たり前のものとなりつつあります。
創業時に掲げた想いが、いま時代と静かに響き合っていることを、心強く感じています。

昨年は、長くご愛用くださっている皆さまによってファンクラブ「FUMIBLUE」が誕生するという、この上なく幸せな出来事にも恵まれました。
「このバッグを持つと仕事のスイッチが入ります」。そんな温かいお言葉の一つひとつが、10年間の私たちを支えてくれた何よりの原動力です。

そして10周年の集大成として、現代を生きる働く女性たちが、より快適に日々を過ごせる新たな「相棒」となる製品を企画いたしました。
皆さまからいただいた声と、10年の歩みで培ってきたすべてを込めたアイテムです。詳しくは、あらためてご案内させていただきます。

FUMIKODAにとってまたとない節目となるこの年に、輝く女性たちを後押しすることで、社会へさらに還元していくことができれば、これ以上の喜びはありません。
次の10年に向けて、スタッフ一同さらに精進してまいります。

今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

FUMIKODAクリエイティブディレクター
幸田フミ