地上33階の広々としたラウンジから、遠く富士山を望む「アマン東京」。都会の中心にいるとは信じがたいほどゆったりとした時間が流れるホテルのボードルームで、FUMIKODAをプレゼンテーションさせていただく機会に恵まれました。

「ウーマンズ・エクスペリエンス」という華やかな会で一席を設けてくださったのは、FUMIKODAが創業以来”オフィシャル・シャンパーニュ”としてご提供している「Duval-Laroy（デュヴァル＝ルロア）」のアンバサダーご夫妻です。

「ウーマンズ・エクスペリエンス」

フレンチ・レストラン「ロオジエ」の元支配人で、母国語のフランス語はもちろん、日本語、英語、イタリア語が堪能な笑顔がやさしいアンソニー・ドゥヴィル氏と、上品な和装姿がお似合いながら、日本人離れした華やかさを身に纏う麻由良・ドゥヴィル夫人。

シャンパーニュDuval-Laroyのアンバサダーを務める仲睦まじいおふたりが、日本に住むキャリア女性を対象に4年前から開催しているのが 「ウーマンズ・エクスペリエンス」です。ウィークエンドにブランチとシャンパーニュをフリーフローで楽しみながら、ゲストスピーカーから刺激を受け、様々な知見を高めるためのイベントで、昨年まではグランドハイアット東京のレストランで開催されていました。

左から麻由良・ドゥヴィル夫人、アンソニー・ドゥヴィル氏、幸田フミ、
アマン東京のフード＆ビバレッジディレクターHugo Sanalitro氏

今年から場所を変えて開催することになったのですが、アマン東京での記念すべき第1回目の「ウーマンズ・エクスペリエンス」に、FUMIKODAのクリエイティブディレクターの幸田フミがスピーカーとして登壇させていただきました。

FUMIKODAのプレゼンテーション

この日イベントに参加された女性たちの中で、FUMIKODAをすでにご存知だった方はほとんどいらっしゃいませんでしたが、アニマルフリーをコンセプトに、メイド・イン・ジャパンや伝統工芸の使用にこだわったFUMIKODAのものづくりへの思いに、皆さま熱心に耳を傾けてくださいました。

そして、FUMIKODAがNPO BLUE FOR JAPANとともに推進している児童養護施設の子どもたちの就労支援活動についてもご紹介させていただきました。18歳になると施設を出て、社会人として自立していかなければならない児童養護施設の中高生が、パソコンのスキルを身につけて就労に役立てるためのプロジェクトです。

児童養護施設の子どもたちがITキャンプに参加する費用を募るために、2017年から2年連続で開催したチャリティーオークションには、アンソニー・麻由良ご夫妻にもご登壇いただき、パーティーを盛り上げていただきました。

そのようなご縁もあって、この日のドレスコードは「サムシング・ブルー」。ご参加いただいた女性たちが、FUMIKODAが推進しているチャリティー活動のイメージカラー「ブルー」を身につけてウーマンズ・エクスペリエンスにお越しくださり、FUMIKODAの試みに深く共感してくださったことに感謝しています。

FUMIKODAとシャンパーニュ「Duval-Laroy」

「Duval-Laroy」はオーナーも造り手も女性という、男性社会のシャンパーニュでは極めて珍しいメゾンで、早くからブドウの有機栽培を手がけたことで知られています。

ウーマンズエクスペリエンスで提供されたDuval-Leroy

クリエイティブディレクターの幸田フミがこのシャンパーニュに出会ったのは、FUMIKODAがパリの展示会「トラノイ」でデビューした2016年。展示会のあと、チームで足を運んだ人気のフレンチレストラン「Dominique Bouchet」で、Duval-Laroyフルール・ド・シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブリュットをはじめて味わいました。

女性的でエレガントな印象ながら、凛とした味わいの強さは、まるでFUMIKODAが理想としている女性像のよう。

そんな印象が強く残っていたので、アンバサダーを務めていらっしゃるドゥヴィルご夫妻に連絡をとり、「ぜひDuval-LaroyをFUMIKODAのイベントでご紹介したい」とお願いしたところ、オフィシャル・シャンパーニュとして提供させていただくことをご快諾いただくことができました。以来、FUMIKODA SALONやコレクション発表会、FUMIKODA主催のチャリティオークションなどでDuval-Laroyを提供させていただいています。