最新のテクノロジーを使ってオーダーメイドの運動習慣を

忙しい毎日の中で、運動習慣を身につけることは簡単ではありません。スポーツジムに入っても徐々に通わなくなってしまったり、自己流で運動していても思ったほど効果が出ずに結局やめてしまったりします。

最近は、トレーナーとマンツーマン方式でメニューを組み、ダイエットの成功を標榜するスポーツジムも話題になっています。でも、私たちの望みは「痩せたい」ということだけではありません。体力をつけて公私ともによりアクティブになりたい、体にメリハリをつけたいなど、運動の目的はさまざまです。

2016年に東京・六本木に開業した「THE BODY RIDE」は、そんな私たちの願いに応えてくれるジムかもしれません。「サードウェーブコーヒー」になぞらえて「サードウェーブワークアウト」を掲げ、プロのインストラクターが個人個人に合ったワークアウトを提案してくれます。「より健康的な体を作りたい」「身体を引き締めたい」など多様な目的に対応し、食生活までをふくめてコンサルテーションしてくれるのです。

そのコンセプトを支えている要因のひとつが、新しいテクノロジーを積極的に取り入れていること。たとえば、VR(バーチャル・リアリティ)の技術によって仮想現実の世界に入り込み、まるで空を飛ぶような感覚で全身運動ができるマシン「ICAROS」。THE BODY RIDEは、このマシンを導入したアジアで初めてのジムです。



「ICAROS」ではワークアウト中にVRヘッドセットを装着し、VRの世界に入り込んだ感覚になりながらゲーム感覚で運動できます。「ゲーム」の内容は上の動画にあるように、自分が飛行機となり、VRヘッドセット内の画面の指示に沿って体の傾きで方向を調整しながら飛んでいくというもの。マシン上にうつ伏せになり、ひじと足で体を支えながら微妙な体重移動をしていくので、楽しみながら体幹を鍛えられます。

ITの世界では今OCULUS RIFT(オキュラス・リフト)など、さまざまなVRヘッドセットが登場していますが、まだ実生活ではあまり活かされていないのが現状です。THE BODY RIDEは、VRの技術を活用することで、エクササイズを無理なく楽しめることを他のジムに先駆けて教えてくれます。

またTHE BODY RIDEでは、自分の運動記録をふくめたヘルスデータをスマートフォンアプリやパソコンなどからいつでも確認できるように整備しています。ウェイトトレーニングの種類や回数、ウォーキング時間といったデータをいつでも見られるので、体力の向上を時系列で実感できるというわけです。

さらにジムにいる間だけでなく、一駅分を歩いたり、階段を上ったりといった日常生活の中で行う運動の記録もインストラクターと共有できます。それは、運動量や睡眠時間を記録するリストバンド「Fitbit」を使うことで可能になっていて、インストラクターとはメールやSNSでもつながっています。THE BODY RIDEは単にジムでの運動を指導してくれるだけでなく、ライフスタイル全体を一緒に見直してくれるんですね。

また、女性にとってうれしいのは、シャワールームへのこだわりです。一般的なジムのシャワールームは他のユーザーとの共用ですが、THE BODY RIDEではきれいな個室を貸し切りで使えるのです。

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ここまでパーソナルで贅沢な内容だと、気になるのは費用です。THE BODY RIDEの利用料金は3カ月(週2回×1回50分)で34万円からと、決してお手頃ではありません。ですが、体と心をもっと元気にするために海外の高級リゾートでリフレッシュするのがいいか、東京で自分オーダーメイドの運動習慣を手に入れるのがいいか、考え方は人それぞれでしょう。

THE BODY RIDEのロケーションは、六本木・東京ミッドタウンの目の前です。トライアル・カウンセリングは無料で行われているので、お買い物ついでにのぞいてみるのもいいのではないでしょうか。

Source: THE BODY RIDE
Image by THE BODY RIDE