環境のために、FUMIKODAができる小さなこと ~梱包ロスを考える〜

こんにちは。FUMIKODAショップのアドバイザー、大木彬乃(おおきあきの)です。

ネットでお買い物をしたとき、過剰包装に驚いたことはありませんか?
大きな箱、かさ張る詰め物、ビニールの緩衝材などなど...。
「もったいない」「面倒くさい」モヤモヤしながら、結局ゴミに出してしまう。
お客様のこの思いに応えるために、企業ができることは何か?とFUMIKODAは考えました。



梱包に伴うロスには、以下の2つの形が存在していると思います。

①経済効率(人件費、エネルギー、材料など)を追求した結果の形
大手物流会社など。規格化された大きさの箱を使うために、商品に対して必要以上に大きな箱になってしまうことが多い。一概に悪いとは言えず、結果的にロスが少なくなることもある。

②美しく見せるための投資
特にアパレル業界は、ビジュアルに強く訴えかけるその性格から、過剰な梱包がまかり通っていたという現実がある。ブランド品などに多い。

いずれについても言えることは、梱包は必要経費と考えられているということでしょう。

そもそも、企業に求められていることは「良いモノを提供する(場合によっては安く)」ことに尽きます。だからこそ、商品に傷がつかないよう、より美しく見えるように梱包にコストをかけてきました。

しかし、これからの企業は、よりその意味を深化させる必要があると思います。
つまり、「良い」「モノ」の解釈を、見た目だけでなく、より本質的な意味で「良い」、「モノ」「価値観」「ライフスタイル」の提案というところまで拡げて考えなければならない時代になったのではないかと思います。

「環境に配慮したものづくり、販売姿勢を通して提案する、みんなに心地よい暮らし。」
これを実践するために、FUMIKODAでは、梱包に際して次のような取り組みをしています。

  1. 緩衝材を使用しない
  2. リサイクル可能な資材を使用する
  3. 詰め物を極力減らす

という、お客様の元でゴミが出ないような工夫。

リサイクル資材については、配送用の段ボールや商品の外袋はもちろん、店舗でお買い上げいただいたお客様に商品をお渡しする紙袋、店舗のトイレットペーパーやスタッフの名刺などには、できるだけ再生素材を採用するようにしています。

FUMIKODAが心がけている再生資材の活用については、また別の機会にご紹介したいと思います。

小さなことかもしれませんが、できることからコツコツと。
少しでも地球環境が守られますように。

FUMIKODA「SDGs」への取り組み