働く女性にとって、バッグは生き方。幸田フミがバッグに反映させた「機能」とは?:FUMITALK

こんにちは、幸田フミです。


ー 服装は生き方である

故イブ・サンローランが遺した言葉です。


そして、働く女性にとって

ー バッグは生き方である

と、私は思っています。


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Q. 働く女性のバッグに必要な機能は、ズバリなんですか?

前回は女性用お仕事バッグの3大条件を、

・軽い

・機能的

・見た目が良い

とご紹介しました。

その中でも「機能的」なバッグの要素として、次のように考えています。

1.肩にかけられる

ノートPCやタブレット、書類、コスメにウォーターボトル。そんな荷物を抱えながらパンプスをはいて街中を駆けめぐるのであれば、やっぱり肩にかけられるバッグを選びたいですよね。

2.自立する

会議室、カフェ、空港…と、バッグを床に置かなければならないシーンは意外と多かったりします。躊躇なく床に置くことができて、支えがなくともすっと自立してくれるバッグだと頼もしいです。

3.収納しやすい

パソコンや書類、スマホの出し入れがしやすく、しっかり容量のあるバッグが理想的です。

4.雨に強い

靴も同じですが、雨の日に使えないアイテムは仕事のパートナーになりえません。それなのにバッグの高級感と雨への耐性は、たいがい反比例していたりします。

5.会食に持っていける

打ち合わせのあとディナーにそのまま持っていける外観のエレガントさは、お仕事バッグの大事な機能のひとつです。

そんなことを考慮して、ひとつも妥協せずに作ったのがARIANNAです。

ARIANNAは前後の持ち手の長さを少しだけ変えて、肩にかけた時にずり落ちにくいようにしました。また、荷物を入れても入れなくても、床に置いた時に倒れないように設計しています。

内部にノートPCやタブレットをそのまま収納できるクッションスリーブを取り付けたり、外側のちょうど脇下あたりの場所にスマートフォン用のポケットを設置したりと、ものの出し入れがしやすいように工夫しました。

日本は雨が多い国です。FUMIKODAは耐水性の高い人工皮革を使用しているので、突然の雨でバッグが濡れてしまったり泥で汚れたりしても、サッとタオルで拭き取るだけでOK。そしてPCが入っていても、少しでも小さくエレガントに見えるように工夫をこらしたので、高級レストランに持っていっても浮いたりしません。

Q. よく着るブランドはなんですか?

日本のブランドが好きです。中でも最近気に入っているのはAKIKO OGAWAの洋服です。(カバー写真のワンピースもAKIKO OGAWAのものです。)

クリエイティブディレクターの小川彰子さんとは、スタイリストの河井真奈さんからのご縁で知り合いました。私と同い年の女性ですが、若くして独立されブランドオーナー兼デザイナーとしてのキャリアが長く、ファッション業界では大先輩にあたります。

その後百貨店の売場にAKIKO OGAWAの洋服を見に行き、その場で一目惚れしました。ベーシックながらラインがとても女性らしくて、FUMIKODAのバッグとも相性抜群。オフィスはもちろん、オフタイムも大活躍のジャケットやワンピースは働く女性にぴったりです。

FUMIKODAを取り扱っていただいている百貨店にも常設していらっしゃるので、いつか彰子さんとコラボレーションできる日がくるといいなあと思っています。

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キャリアを重ねた女性がお仕事シーンで持っているバッグは、その人の人生観を表しているような気がします。

バッグを作り、たくさんの女性と接しはじめてから、働く女性のこだわりをバッグに反映させたい。という思いがより一層強くなりました。

FUMIKODAは先週「2018年春夏コレクション」のプレスプレビューを終えたばかりです。斬新な機能とラグジュアリー感を兼ね備えた新作バッグは、メディアやバイヤーの方々にもご好評いただきました。

12月13日から新宿高島屋で先行販売したあと、12月20日からオンラインブティックでも新作アイテムの販売を開始いたしますので、楽しみにしていてくださいね。



FUMIKODA クリエイティブディレクター
幸田フミ